育児と心の病気

孤独感を解消して育児を楽しむには前に述べたように、ヘルパーを利用したり、支援センターで同じ境遇のお母さんと話したり、保健師や保育士の方に悩みを聞いてもらったりするなど、時には人に頼ったり、甘えたりすることも必要です。
それでも孤独感が拭えない時や、どんどん育児が辛くなり塞ぎ込んでしまう時は、もしかすると心の病気が隠れているかもしれません。

産後すぐはホルモンの影響で精神状態が不安定になりやすくなっています。通常は産後10日くらいまでには症状が軽減しますが、いつまでたっても症状がよくならない場合は産後うつや育児ノイローゼの可能性があります。
いずれの場合も症状がよくならないまま放っておけば、育児に支障が出るのはもちろん、子どもの精神面の発達にも影響が出てしまう場合もあります。

心療内科を受診するなど、専門家に見てもらうことが必要です。育児は決して楽なものではありません。けれども子育てに対する支援や施設を使うことでお母さんにかかる負担を軽減することができます。

第三者と話しをして、悩みを聞いてもらうことで心にも余裕ができます。母親になったからといって100%自分で育児をしなくてはならないのではないのです。周りと協力して共有することで、少しでも孤独を感じるお母さんが減り、育児を楽しめる社会になることが大切なのです。